求人の集まるページ作りのコツ
ランディングページとは何か
ランディングページ(広告ページ)として1ページに完結するウェブページの事です。ホームページ内の採用ページとは違い、ランディングページは主にリスティング広告に広告出稿するためのページです。
検索サイトから主に職種名+求人などで検索されて検索結果に表示される広告枠に広告が表示されますが、その広告をクリックしますとランディングページに誘導されます。ページの目的は応募してもらうための広告ページです。
求人のランディングページではどのような構成となっているのか一例を記載します。
ランディングページ(広告ページ)構成の一例
1、キャッチコピー
2、仕事内容
3、面接担当者の顔写真
4、社員の声
5、募集要項
6、選考プロセス
7、Q&A
8、エントリーフォーム
9、会社概要
10、アクセスマップ
1、キャッチコピー
まずホームページに訪れて最初に目に入るのがキャッチコピーです。
キャッチコピーには下記2点が記載されることが望ましいです。
・心理的不安要素の解消
・メリット
新規の応募者がランディングページに訪れます。
応募者の不安要素とは何か。
応募者は誰しもが応募目的があります。「この仕事続けられそうか」未経験者であれば、「自分にこの仕事はできるだろうか」「どんな人が働いているのだろう、私でも応募できるのか」など不安を感じるものです。
その際に安心感を示すキャッチコピーが目を引きやすくなります。
一例:7割が未経験からスタート・半年間の研修制度で安心!
また、応募者メリットを前面にだすキャッチコピーがあれば考えてみます。
一例:
・給与
・環境
・安定性
例1:600万円以上 ~の高度な技術が身につきます。
例2:美・技・職 ここにあります!
上記3点の中で競合に少しでも勝るものがあればキャッチコピーに採用するのもよいでしょう。
どれも当てはまらないということでしたら、応募者の不安を取り除くキャッチコピーを考えてみましょう。
2、仕事内容
仕事の難易度による確認です。
一例:
・どんな方がふさわしいのか
・働くメリットは
・どんな方が働いているのか
・募集に至った経緯
・残業の有無は
3、面接担当者の顔写真
応募者はどのような採用担当者と面接するのだろうと心理的な不安要素を抱えています。
採用担当者の顔写真を掲載することにより、その不安要素が解消されます。
写真とコメントセットで検討してみましょう。
4、社員の声
社員の声は3名の方を紹介していきます。
ここは検索ユーザーに安心感を与える上で重要な項目です。
話は変わりますが、ネットで商品購入した経験があるかと
思いますがその時、体験談やレビューを確認しないでしょうか。
レビューを確認されたことが購入の動機です。
求人においては応募のキッカケとなりやすい要素です。
社員の方にあらかじめ決められた項目を用意しますとコメントをいただきやすいので
以下のような一例を確認ください。
検索ユーザーからスマートフォン経由の応募が多くなっていますので1名当たりのコメントは100文字以内でまとめます。
一例:
・現在の給与
・勤務年数
・前職or年齢
・応募した動機
・応募を決めたきっかけ
・働いてみて良かったことは
・応募者へのメッセージ
5、募集要項
従来の求人媒体の募集要項のように長くなりがちですが、重要の部分だけ短くまとめます。スマートフォン経由から応募につながることを想定される場合、パソコンより縦幅、横幅のサイズが小さい為、長い文字数はランディングページから離脱されてしまう要因です。
一例: 給与、勤務時間、応募条件、福利厚生、連絡先
6、選考プロセス
検索ユーザーは応募から内定までの期間を気にされているものです。ポイントは応募から面接までの期間、面接から内定までの期間のおおよその目安を記載します。
7、Q&A
応募者がよく見られる項目です。
上記、社員の声と同様、質問項目を決めますと答えやすくなります。
Q&Aの記載がない場合、応募の問い合わせ自体がQ&Aに記載されるような質問であったりします。
一例:
・勤務地の希望は可能ですか
・未経験ですが大丈夫ですか
・資格は会社負担ですか
・~歳ですが応募は可能ですか
・残業や休日出勤はありますか
・女性ですが働けますか
・車通勤は可能ですか
8、エントリーフォーム
どんな業種・職種についてもエントリーフォームは必須です。
その際は必要最低限の情報を必須とし、スマートフォンからでも入力しやすいフォーム設定を心がけてください。
一例: お名前、メールアドレス、電話番号、お問合せ内容
9、会社概要
会社概要は最後に記載しましたが、コーポレートサイトのURLの記載は推奨しません。
ランディングページとは1ページで完結して応募につなげることが目的のページです。コーポレートサイトに飛んでしまいますと応募を離脱されてしまう要因です。
新規の検索ユーザーはランディングページを確認されても不安要素残るようでしたら、2度目は自ら企業名を入力して検索されることでしょう。(1度目は職種名で検索されていますから企業名は知りません)
10、アクセスマップ
勤務地、面接所在地を明記することにより応募者は自ら交通手段を検索しますので記載します。
以上が求人におけるランディングページ制作のポイントでした。