採用ターゲットに合わせた求人対策を

事業内容

業種:介護 従業員数:600名 訴求:介護求人

サマリー

課題

1、広告効果の改善
2、勤務地から離れたところからの応募が多い

施策

1、広告効果の検証
2、勤務地から半径20キロで広告配信

広告効果の改善

関東内の20事業所で介護施設を運営しています。各事業所の責任者が求人広告を選定して求人広告を掲載されていますが、本社経由でも求人広告の掲載をしてほしいとの要望がでていました。事業所全体で50名以上を増員が必要とのことで、1つの求人広告だけでは人材確保が追いつかない状況で新たに応募につながるような広告の導線を検討していました。

従来の求人広告では広告を定期的に変えることで広告効果の改善を試みましたが、広告効果に限界があり、違う方法で広告効果の改善につながるサービスを探していたようです。

勤務地から離れたところからの応募が多い

勤務場所から遠い通勤は朝がかなり早いということもあり離職の要因となっていました。応募される前に描く仕事環境のイメージと現実のギャップが生じていたことが原因でした。

広告効果の検証

広告予算から従来の求人広告を70%、リスティング広告を30%の広告出稿の提案を行い、広告効果の検証を6ヵ月間行いました。新たな広告による導線作りと広告効果の改善につなげたいとの要望はリスティング広告の提案とマッチしていました。

リスティング広告は広告主用に発行される効果検証のタグが用意されており、広告ページに効果検証用のタグを埋め込むことで広告効果を検証する準備が整います。広告の効果検証は広告効果の改善につなげていきます。

勤務場所から半径20キロで広告配信

従来の求人広告の配信エリアは都道府県単位である場合が多く、勤務地から遠い場所でも広告配信されてしまいます。リスティング広告では勤務場所から半径5キロ単位からの広告配信ができます。

しかし、実際には勤務地と自宅を結ぶ距離で広告配信設定を行うよりも通勤時間や外出中でも簡単に仕事が探せるスマートフォン経由から検索されて応募に至っていることが過去のデータから明らかでした。そのため、各事業所から通勤圏内の半径20キロで設定しました。

<半径20キロによる広告配信設定の一例>


 
<複数の勤務地から半径設定したイメージによる一例>

成果

今まで各事業所ごとに求人広告が違いましたが、1つの広告で広告配信を行うリスティング広告では広告の最適化がはじまり広告効果が改善されました。スマートフォン経由からの応募が全体の約70%となっており、従来の求人広告ではリーチが届かない求職者からの応募が増加しました。

また、勤務地から離れた場所からの応募が減少したことでターゲットにマッチした応募者の獲得ができており、応募からの面接率、面接から採用率が上昇しました。今後、従来の求人広告からリスティング広告に広告予算の割合を増やしていきます。