ウェブサイトとランディングページの違い
ウェブサイトはテーマごとに複数のページ数を用意する必要があります。例えば、「会社案内」「サービス概要」「採用情報」「お問い合わせ」などです。さらに「会社案内」の下層となるページに遷移していく設計になっています。
「会社概要」「沿革」「事業所一覧」などです。
そのため、ウェブサイトではページ遷移を促すことを前提としたデザインが必要です。「会社案内」のデザインが例えば青色ですとその下層となる「会社概要」は青色と相性のよい色を選択します。
また、トップページには表示されるグローバルナビゲーションがあります。簡単に言いますとメニューです。「会社案内」「サービス概要」「採用情報」「お問い合わせ」の部分です。
このグローバルナビゲーションはトップページの配置場所とデザインが検索者の目を引くのかを検討します。
例えば、本に例えるとグローバルナビゲーションは目次でありその内容に沿ったコンテンツが並んでいます。つまり、ページごとに必要な情報が分類されて整理されたものがウェブサイトです。
一方、ランディングページ(広告ページ)では1ページで構成されたWEBサイトです。ウェブサイトのように複数のページの遷移が目的ではなく1つのテーマに沿った単一ページですから最後までみてもらい検索者からアクションを起こしてもらうことが目的です。
例えば、求人では1ページで構成されたウェブサイトの事を採用ランディングページ(広告ページ)といいますが、検索者から応募してもらうことが目的のために制作します。応募してもらうためのコンテンツ(求人情報)に絞って伝える広告の役割となるウェブサイトです。
このようなウェブサイトとランディングページでは検索者が求める欲求が違います。ウェブサイトでは既に会社の事を知られている場合が多く、具体的な情報を求めてウェブサイトに訪れますが、ランディングページに訪れる検索者は大部分が新規ユーザーでありそこで会社の事を知るのです。
つまり、ウェブサイトは主に会社の事が分かった検索者、ランディングページは主に会社の事を初めて知った検索者に対して構成されます。
ウェブサイトとランディングページの表現の違い
ウェブサイトとランディングページは目的が違いますからページのデザインも異なります。
ウェブサイトではコーポレートカラーのようなイメージを表す色があり見出しの色やグローバルナビゲーション、採用イメージ、お問い合わせの背景、サイドバーのような共通する部分のパーツなど複数のデザインを決めます。また、デザインだけでなくアイコンやボタンなどコーポレートカラーと合った相性の良いカラーを選択します。
ウェブサイトではページの遷移を促すことを目的としている為に複数のデザインが必要です。それに対してランディングページでは1ページを最後までみてもらうことが目的であるためウェブサイトのような複数のデザインは必要ありません。
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